完全なるヒルナンデス派だったのにバイキングに心が揺れている。
2018年9月14日金曜日14:48
先程信じられないくらい長い鼻毛をにゅるっと引き抜きました。
如何お過ごしでしょうか。
さっそくではあるが先週あたりから、
フジテレビのバイキングを視聴する機会が増えた。
いいともが終わってからはじまった筈のこの番組を今まで一度もまともにみる事はなかったのに。
というのも何ぞつまらん番組という印象が付いてしまっていたのと、司会の坂上忍が嫌いだから(顔と表情と声と放つ雰囲気と頭が悪そうなイメージがあるから。※彼の事を何も知らない私が偏見にて否定をするのが良くない事は分かっている。)という理由。
あと、裏でやっているヒルナンデスが好きだったから。
なのに、何故バイキングをみはじめたのか。
それは、曜日によっては質のある批評を行う有識者が出演しており、みていて楽しいという事に気付いたからである。
情報番組において、
考えれば分かるような事しか言わない出演者、
憶測に溢れた議論、
ズレたコメントをするベテランタレント、
人間の心の弱さに起因した問題に対しての無駄な深掘り、
などに当てはまるモノはみていて無駄な時間を垂れ流しているように感じ、生産性の無い時間を過ごした自分に対し絶望し、虚無感を得る。
バイキングに関しても視聴する前から、上のような印象があり視聴する事がなかった。
が、初めてまともに視聴したのが金曜日の回。
これによりバイキングの印象が変わった。
特に印象深かったのは、
金曜日の出演者である東国原英夫氏のコメントの優美さである。
私は東国原氏に対してどげんかせんといかんそのまんま薄毛のマンゴー知事。というイメージしか持っていなかった為、彼のプレゼンテーション能力の高さに脱帽した。
議論のテーマに対し、その背景、問題点、解決策、私見を見事にまとめ上げ、短い文章でかつわかり易く発信する能力には眼を見張るものがあった。
その、崇高なオーラを受け、紙にメモを取るときに鼻に掛ける眼鏡姿すら神々しく、また恐れ多く感じるほどであった。
あと、同じく金曜日に出演する横粂弁護士が個人的に好感が持てる。というのも私達世代にブームを巻き起こした、恋愛ドキュメンタリーのあいのりに彼が出ていたのを当時みており懐かしさを覚えるのと、彼の温和な雰囲気により穏やかな気持ちになるから。
要はバイキングには有意義な議論を交わす能力のある出演者がおり、それを視聴する事で満足感を得られる。
だから、最近みている。
というのが結論である。
ただ気をつけたいのは別の曜日には、よう分からんくだらんちょっと黙れと言いたくなるような出演者が出ている事もあり回により差がある事である。
以上。